いのちを守る
「お母さんのお腹には赤ちゃんがいるんだよ」
「おなかの赤ちゃんの名前決めたよ」
幼稚園教諭をしていると、たくさんの命の誕生に出会う機会があります。
?
生命を授かる有難さと共に、
幼稚園では、その大切な命を守る安全性を確保することの必然性を痛感します。
?
ご家庭で大切に育てられたお子様が、
「安全で安心して過ごすことのできる場としての幼稚園であること」
「自分の身を自分で守ることのできる子どもに育てること」
上記2点について常に考えています。
?
近いうちに起こるかもしれないと言われている大地震に備えて、
緊急地震速報の装置を設置いたしました。
気象庁のデータをインターネット回線を使って受信します。
登録地点は厚徳幼稚園。
?
途中、トラブルもありましたが、数々の困難を乗り越えて設置できました。
?
テスト放送を予告なしで行ったところ、
園児達は、若干戸惑いもあったようですが、それぞれの場所で、
テーブルの下に避難したり、ダンゴ虫のポーズをとることができました。
先生たちも子ども達の冷静な判断力に驚かせれました。
?
先日、近隣のマンションで、火災警報が誤作動で鳴り続けました。
住民は慌てることなく、通常の生活を続けていたとのことでした。
園児の保護者の方は、「何を持ち出すべきか考えさせられました」
と教えてくれました。
緊急時の行動は心づもりしておかなくてはいけませんね。
?
今回の子ども達と同様、先生たちも冷静に行動できるよう、日頃からの防災意識を高めていきたいと思います。
?
テスト放送にお付き合いくださいました近隣の皆様、ご協力ありがとうございました。