「みどりでございます」
年長組の煎茶教室では、
講師の先生から5回のお稽古でお茶の作法のご指導いただき、
1月末に保護者の方をお客様としてお招きしてお茶会を開きます。
たった5回のお稽古を通して、
お茶会では子どもの吸収力の素晴らしさとともに、
大人が感動するほどの立派な姿を見せてくれましたね。
日本人としてのしなやかな心配りを忘れずに、
親を超えることができるような健やかな成長を願っております。
お茶会の感想を一部抜粋してご紹介いたします。
*お茶会の時の凛とした空間、子ども達の緊張しながらも一生懸命な様子。どれも普段の生活では味わうことのできない貴重な時間でした。厚徳幼稚園を卒園した兄は、機会があると「お茶の先生の真似」と言ってお茶を入れてくれます。小さい頃の経験が身になっているようです。
*「いままできんちょうしないでできたのに ほんばんはすごくきんちょうし わらっちゃいました」
*子どもより私の方が緊張し、お茶をこぼさないで運べるか、ひやひやしましたが、敷居を踏まないで姿勢よく歩く姿を見て。成長したんだなあと感じました忙しく過ごす毎日の中で、ほっとできる時間を作っていただきありがとうございました。子どもにはこんでもらうお茶も旅まくらのお菓子も大変おいしかったです。
*息子の真剣な顔つき、おもてなし、とてもしっかりとしていて頼もしくかわいらしかったです。とても嬉しく穏やかな時間を過ごさせていただきました。
*お稽古の日は、帰宅すると必ず嬉しそうに習ったことを再現してくれました。お茶会当日、緊張しながらお煎茶を運んでいる姿に、娘の成長とともに、日本の素晴らしい文化に母娘で触れることができた喜びに感動いたしました。
*1ねんかんありがとうございました。わたしわおちゃのせんせいのいれるおちゃがだいすきでした。
*真剣にピシッと頑張っている姿にこちらも背筋が伸びるとともに成長を感じました。息子に初めて運んでもらったお茶はとっても美味しかったです。
*「おちゃのおけいこたのしかった。ちょっとまちがったけど」
普段はお転婆な娘も、この日ばかりは少し緊張して、おしとやかに振舞っていて、失敗してしまったことを気にしていましたが、それもまたいい思い出になりました。帰宅後、「ママ、お茶会がんばったね」という手紙とお菓子をそおっと用意してくれたのが、とても嬉しく、お稽古を通して、他人の気持ちを推し量ることも学んだようです。
*どの子どもたちも、たどたどしくも一所懸命な仕草があまりにかわいらしく、そして、あんなに嬉しそうにはしゃいでいた待合室での表情と、お席でのピリッとした顔つきが、まるで別人になっていた事にとっても驚かされました。ですが、不思議とその様変わりに、この厚徳幼稚園での3年間の色々がぎゅっと詰まっているように思われて、たくさんの行事がありましたが、一番子ども達の成長を感じることができました。とっても感動できな一席を、本当にありがとうございました。
いちばんたのしかったこと「おかしをいただく」。いちばんたいへんだっとこと「せいざであしがしびれる」
*お茶会後、息子から手紙をもらいました。「ままへ きょう おちゃかい がんばりました。ちょっときんちょうとドキドキしたね。ぼくもちょっとドキドキしたよ」と書いてありました。子どもだと思っていましたが、真剣な姿を見て頼もしく感じました。とても良い経験をさせていただきありがとうございました。