お茶会のお菓子
お茶のお稽古の時のお菓子は、一口サイズのクッキーやラングドシャが多く出されます。
玉露と一緒にいただくお菓子を食べる一時を子ども達は楽しみにしてくれています。
「お茶会では大人向けのお菓子を用意します」と伝えたところ、
お茶会で出されるお菓子にとても興味を持っていたようです。
毎年、「旅まくら」というお菓子を用意しております。
紅梅の柄の懐紙に入れた「旅まくら」のことがかなり気になっていたようでした。
実は、お稽古では、お客さんとお運びさんを交替でしているので、
必ずお菓子を食べることができていたからです。
「おもてなしは結構我慢する力も必要だ」と感じたお子さんもいたように感じました。
「旅まくらは浦和の百貨店で売っています。10個入りを買いました。」
と伝えると、
「うちは5人家族だから2個ずつ食べられる」と答えた子がいました。
「うちは4人家族だから2個と半分ずつ食べられる」と答えた子には驚かされました。
「では6人家族だったら何個食べられるのかなあ」と会話は続いていきました。
生活の場面で、こんな学習もできるのですね。
ちょっとびっくりしてしまった出来事でした。
今、お寺の鐘楼の近くの枝垂れ梅が見ごろを迎えました。
時間があったら覗いてみて見てください。