トップページ » BLOG 2012年11月

実習生の存在

幼稚園教諭資格の取得のために、大学・短大・専門学校の学生さんが幼稚園で教育実習を行います。

当園でも、卒園生であったり、ご近所にお住まいであったり、教育内容をご理解していただけた学生さんの受け入れをしています。

?

最近は二十歳前後の方だけでなく、年齢の幅が広がってきました。

社会でいろいろな経験を積み、「幼稚園教諭になりたい」と目指す方が増えているようです。

?

今秋も男子学生さんが実習されました。

園児達に大変人気があり、一生懸命実習に取り組んでいる姿が印象的でした。

?

最終日に入っていた年少組の子どもから、

「お勉強頑張ってね」「また遊びに来てね」

別れを惜しむ言葉が聞こえてきました。

?

今日は、実習日誌を届けるために来園されましたが、いつのまにか子ども達と一緒に遊び始め、一日を過ごしてくれました。

他のクラスの子ども達も実習生を見つけると近付き声をかけていました。

?

子ども達は、自分の気持ちを理解してくれ、たくさん遊んでくれる先生が大好きです。

そして好きな先生のまわりに近付きたくなるのですね。

?

実習生が保育に加わることは、園児達にとっても、先生たちにとっても良い刺激となります。

先生たちは実習生を指導していく中で、自分が実習生出会ったころを思い出し、初心に帰ることが多々あります。

そして、保育の質が向上していくような気がします。

?

将来を担っていく子ども達が、心身ともに健やかに成長するためには、子どものことを一番に考えることの出来る大人の存在が不可欠だと思います。

そんな思いで幼稚園教諭を目指してくれる学生さんが増えることを願っています。